洋服のしわを伸ばすための道具として、アイロンとスチーマーがありますが、結局どっちがいいのか分からなくないですか?
ぼく自身どちらを買おうか迷っていたのですが、それぞれ調べているうちに自分なりの結論が出たのでまとめたいと思いました。
結論は【アイロン】です。
特に男性でアイロンがけしようと考えている方は、ぼくと同じ結論にたどり着く気がしています。
では、それぞれの特徴となぜぼくがアイロンを推すのか説明したいと思います。
アイロンとは。
アイロンにはドライアイロンとスチームアイロンの2種類があります。
この2つは、どちらも高温のアイロン面の熱とアイロンの重さでプレスして洋服のしわを取り除く方法なので、アイロンと一括りにしています。
スチーマーとは。
スチーマーとは、高温のスチームを衣服に噴射してしわを取ってくれる家電になります。
ハンガーに衣服をかけたまま、しわを取ることが出来るところが特徴です。
アイロンのメリット・デメリット
メリット
・価格が安い
・メンテナンスがラク
・細かいしわを伸ばせる
価格が安い。
価格はドライアイロン<スチームアイロン<スチーマーの順に高くなっています。
メーカーによりますが、平均してドライアイロンなら3000円台、スチームアイロンは5000~6000円程度でしょうか。
スチーマーは1万円ほどの価格帯が多いので、アイロンの方がお手頃となっています。
メンテナンスがラク。
これはドライアイロンに限ったメリットですが、鉄板が熱で熱くなるだけの単純な構造をしているため、メンテナンスをする必要がありません。
汚れていたら、ベース面を拭き上げる程度のお手入れで済みます。
しかしながら、スチームアイロンは汚れがスチームの噴出口に詰まってしまうことがあるので、定期的にお手入れをする必要があります。
細かいしわを伸ばせる。
しっかりと重さをかけてアイロンがけをすることで、しっかりと衣服のしわを伸ばすことが出来ます。
ハリがあるぴしっとしたシャツに仕上げることが出来ます。
デメリット
・アイロン台が必要
・時間が掛かる
アイロン台が必要
アイロンだけ持っていても、アイロン台がなければアイロンがけをすることは出来ません。
必然的にアイロンとアイロン台の2つを所有する必要があるので、場所を取ってしまいます。
また、アイロン台はアイロン台として使うことしか出来ず、見た目も控えめに言ってかっこよいとは言い難いです。
時間が掛かる。
電源をオンにしてから、プレスするベース面が温まるまでに時間が掛かるので、待つ時間があります。
また、アイロン台の上でアイロンがけするので、アイロン台のサイズに合わせて衣服を移動させたり、向きを変えたりする必要があるので、手間がかかります。
スチーマーのメリット・デメリット
メリット
・1台で完結する
・時短になる
1台で完結する。
スチーマーはハンガーに衣服をかけたまま、アイロンがけをすることが出来ます。
アイロン台を必要としないので、省スペースとなり、持ち物が1つ減ります。
物を増やしたくない人にとって、これは大きなメリットだと思います。
時短になる。
アイロンよりも使えるまでの立ち上がり時間が短く、アイロン台のセッティングの手間もかかりません。
忙しい朝でも、今日自分が着ていく服だけをアイロンがけして、綺麗な状態で出かけることが可能になります。
すぐにアイロンがけが出来るので、アイロンがけを行う心理的ハードルも低いのではないでしょうか。
デメリット
・完全にしわが伸びない
・1度にまとめてアイロンがけ出来ない
完全にしわが伸びない。
衣服の素材によりますが、麻などの繊維が粗いものはスチームが繊維のすき間をすり抜けてしまいます。
ハンガーにかけた状態で衣服を引っ張りながらスチームすると、きれいになるようですが、プレス式のアイロンと比べるとしわが伸びにくいです。
1度にまとめてアイロンがけ出来ない。
スチームによるアイロンがけなので、水を補給する必要があります。
種類にもよりますが、連続使用時間が10分程度のものが多かったので、1度にたくさんの衣服をアイロンがけ出来ません。
出かける前の1着なら問題ないと思いますが、家族の分をまとめてしようとすると、何度も水を補給しなければならないことが手間に感じると思います。
ぼくがアイロンを推す理由。
①ドライアイロンの見た目の無骨さ
②水の補給・お手入れがないことで、アイロンがけのハードルが下がる
③シャツを着る頻度が高い
①ドライアイロンの見た目
ものを買うことにおいて、商品の見た目はとても大事です。
ドライアイロンは、無骨さがありつつ、少しレトロな雰囲気を持った商品が多数あります。
ぼくの所有欲をしっかりと満たしてくれるため、少々アイロンがけにかかる手間も厭わず、その手間すらも愛せそうなポテンシャルを秘めています。
道具として、使っていて楽しいものはドライアイロンで間違いないはずです。
②手間が少ない
アイロンがけをする度に水を補給したり、何度か使った後目詰まりしないようにお手入れをすることが面倒になり、アイロンがけ自体が手間になってしまうと感じます。
ドライアイロンはコンセントに繋いで、温まればプレスするだけ。
それくらい単純明快の方がぼくとしては使い心地が良いと思いました。
ドライアイロンでも霧吹きで湿らせたあとアイロンがけをすれば、スチームアイロンと同等の効果がありますので、選択肢の幅があることが嬉しいです。
③シャツの頻度が高い
ぼくと同じように普段、シャツをよく着られる方は多いのではないでしょうか?
シャツをアイロンがけでパリッとさせる一番の道具はアイロンです。
パリッとしたシャツを着ると気持ちも引き締まるものですよね。
しわひとつないシャツを着てテンションが上がっているぼくが想像できます。
おわりに。
アイロンとスチーマーのまとめでした。
ぼくとしては時短できるスチーマーも魅力的ではありますが、やはりアイロンを推したいと思います。
アイロン・スチーマー購入の参考になれば嬉しいです。
気になった方は是非。